気まぐれ日記~序章~
こんにちは
NGナシ芸人こと…
ナナセです
皆さん5月が終わろうとしています。
そうつまり、五月病が完治します
そんなことを言っている私は未だに厨二病が治っていません
でもやっと最近になって上手く隠せるようになりました!(`・∀・)ノイェ-イ!
ここまで来るのは大変以外の言葉はないですね…
私の努力の結晶!いや、元々持っていた力なのか…?
やはり神でさえまだ私の持てる力に気づいていないようだ…ククククッ
前置きはこの辺にして。
そろそろ本題に入ろうと思いますね(^^)
カリカリカリッ
ただただペンの音が響く自習室
金曜日。人々の気だるさが部屋を包む。
時計は4時半を指していた。
ある少女はテンションを上げようと考え、イヤホンを付けながら勉強していた。
そんな時、自習室のドアが開いた。
少女は何も気にすることなくペンを動かした。
「どうせ巡回の人だろう」
そう思っていた…
______シャリンッ
「え?」
少女は付けていたイヤホンを思わず外した。
____シャリンッ___シャリンッ
その奇妙な音は一定のリズムを刻みながらその教室に鳴り響いた。
「なんの音…?」
少女は恐怖を感じた。
「多分これは…!
金属から創られし音色…鈴に違いない…!」
少女はそう思った。
でもこの自習室に鈴…
異様だ
しかし少女は純粋だった…
サンタしゃん…?
違う。これはサンタしゃんじゃない、凶暴になったサンタ…正気じゃねえ。これじゃない。
そうだそうだこれだ。少女よもう一度だけ頼む…
サンタしゃん…?
少女はサンタが来たと思った。
「浪人生たちが勉強頑張ってるからって…そんな…サンタさん!!!!ありがとう!!」
それにしても季節がおかしい
♪~あわてんぼうのサンタクロース☆クリスマス前にやって来た☆☆☆
慌てすぎだ。あわてんぼうどころか人間性を疑う。もういっそサンタやめろ。
でもプレゼントは欲しいな♡
…
これで自習室に来たのはサンタだという可能性は消えた。
いや、まず最初からそんな可能性など存在しなかったのかもしれない…
次に考えられる可能性は…
やっぴー☆
そう。クマだ。
もしやここにクマが出るのか?
熊出没注意の看板など見当たらなかったというのに…
自主的に鈴を付けているのか…
そんな有能なやつが居るのか…
この神に授けられし存在の私が…!!
顔を見てやろう…!
やっぴー☆
リアルガチやん…
本当にこんな感じの人が歩いていたのだ…
____シャリンッ____シャリンッ
この音の間隔は彼の足が地に着くタイミングだった。
少女は絶望したと同時に少し嬉しかった。
サンタさんはいなかったがクマさんがいた。
今や少女は森のくまさんに出会った少女の気持ちだ。
もはや少女の頭の中には人間性を疑うレベルのあわてんぼうのサンタクロースはいない。
そしてその少女はクマさんのいる自習室でペンをまた動かし始めましたとさ…
めでたしめでたし。
皆様お疲れ様でした。
大変長い文章になってしまいましたね( ; _ ; )
好評であればまた書きますね。
それではまた。